ゴールドフィルドについて
ゴールドフィルドとは金の層を高熱と圧力で素材(真鍮)に圧着したもので、その金(10K以上)の層の重量が素材を含む総重量の1/20以上の場合、ゴールドフィルド(金張り)と呼びます。【14/20K】とは、商品全重量の1/20以上が14金、という意味です。金メッキよりもはるかに厚い層で作られている為、長期間使用していても剥げてくることは殆どありません。
ゴールドメッキは真鍮パーツなどメタル製品に薄いゴールドの膜を張る加工を指します。 | ゴールドフィルドはゴールドメッキとは異なった加工方法を用います。 例えばワイヤーは、中を真空にしてチューブ状に作ります。 そして中をメタル(通常は真鍮)を流し込みます。 |
一般的なメッキの金の膜はとても薄く、使っている間に服との摩擦などで磨耗しやすい。 | ゴールドフィルドの金の層は通常のメッキの100倍の厚みがあります。 14/20 GF, の表示の読み方は14Kだけで作った場合の総重量の 1/20の重さがあるという意味。 |
ゴールドフィルドはメッキと違い、厚い金のプレートで作られ、芯として真鍮が少し入っているために長期間使用してもメッキのように剥げる心配が殆どありません。また、価格は比較的安いですが見た目が純金のため高級感があり国内でも注目されるようになりました。
刻印が、14/20 GF(ゴールドフィルド)ならば、地の金属の1/20以上の重さの14金を使用して製造されたものです。
現在一般的に入手できる価格の安いゴールドカラーのパーツは真鍮パーツ等の金属にゴールドプレートもしくは金メッキ/GPを掛けたもののことで、ゴールドフィールド製品とは異なります。
安い金メッキ製品は国内では中国・韓国製などのものが大量に流通していますが、中には日常的に肌に触れるのには相応しくない金属が含まれたものが混在し、その上にメッキが掛けられ見分けがつかないのが現状です。
それらのメッキの層は薄いので使用中に摩耗して剥がれたり衝撃を受け割れた部分が剥がれて中に含まれているニッケル等が肌に触れて金属アレルギーの原因になります。
一般的なメタルの金メッキ製法では、金属の層を電気分解により金をミクロン単位で真鍮などに付着させて
いるので、メッキの厚さに限界があり、厚くはならず、一番厚くする技術を持ってしてもゴールドフィルドには
遠く及びません。
この様な理由から皆様に安心してお使い頂けるよう、日本でゴールドフィルドパーツがまだアクセサリー
の具材として知られていなかった2000年当初から、周知・普及に努めており、一貫して当ホームページの
ゴールドフィルドセクションには全て高い技術で確かな品質を生産している信頼できる工場で作られた、
ゴールドフィルドと認められるものだけを載せております。
GFのパーツにある刻印は、14KGFを例とすると「14/20 GF」以外に、「12/20 12K GF」、「1/20 14K GF」、「1/20 14K」、「GF」等があります。
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